ウォーレンバフェットが買った日本株は何?実践する投資法を解明!

株投資をやっている人なら誰でも知っている伝説の投資家ウォーレンバフェット氏。
ウォーレンバフェット氏は、世界最大の投資持株会社であるバークシャー・ハサウェイの会長兼CEOを務めています。
そして、バフェット氏は日本株を多数保有しています。

この記事はPRを含みます。

ミニぶた
ミニぶた
こんにちは、ミニぶた(@mini__buta134)です。ウォーレンバフェットってアメリカ人なのに日本株をたくさん買っているって話だよね。どんな株を買っているのかな?
ミニぶたちゃん、ウォーレンバフェットさんが日本株を買うと市場まで動くからすごいよね。くわしく解説していくね!
みるる
みるる
スポンサーリンク

ウォーレンバフェットは日本のどんな株を買っているの?

投資の神様として有名なウォーレンバフェット氏は日本株も購入しています。
どの銘柄をどのくらい保有しているのか気になりますよね。
そこでウォーレンバフェット氏が購入している日本株の銘柄をご紹介します。

ウォーレンバフェット氏が購入した日本株5社の特徴

ウォーレンバフェット氏は2020年に五大商社と呼ばれる三菱商事、三井物産、伊藤忠、住友商事、丸紅の株を購入しています。
新型コロナウイルスが広がり始めているさなかの2020年8月、バフェットが日本の5大商社に一気に投資したことに驚いた人も多いと思います。

その後2023年4月にバフェット氏が来日したことが、その後の日本株の上昇局面のきっかけとなり4月末に約29,000円だった日経平均は6月には高値33,700円を超えたのです。

商社名 銘柄コード 特徴 ※バークシャーの持ち株比率(2020年8月31日) バークシャーの持ち株比率(2023年7月31日時点)
三菱商事 8058 金属資源・天然ガス・自動車・モビリティ・複合都市開発・食品産業・電力ソリューション他 5.04% 8.31%
伊藤忠商事 8001 金属・エネルギー・化学品・機械・住生活・情報・金融・千二他 5.02% 7.47%
三井物産 8031 金属資源・エネルギー・機械・インフラ・化学品・次世代、機能推進他 5.03% 8.09%
丸紅 8002 金属・食料第二・金融・リース・不動産・アグリ事業・航空・船舶・電力・エネルギー他 5.06% 8.30%
住友商事 8053 資源・化学品・金属・輸送機・建機・生活・不動産・インフラ・メディア他 5.04% 8.23%

※ウォーレンバフェット氏が会長兼最高経営責任者(CEO)を務める企業

ウォーレンバフェット氏は5大商社のそれぞれの株式を9.9%まで保有することを望んでいることを公表しています。
スポンサーリンク

ウォーレンバフェットが日本の個別株を買う理由

ウォーレンバフェット氏はバリュー投資法を実践しています。
以前は米国株を中心に投資をしていたバフェット氏ですが、近年は米国に投資資金が集中し、米国株に割安な銘柄が少なくなってきたことに頭を悩ませていたようです。
そこで、日本株にも目を向け5大商社と呼ばれる企業に投資をしたのだと思われます。
購入した5大商社は、ウォーレンバフェット氏が会長兼最高経営責任者(CEO)を務める米国のバークシャーハサウェイと事業が似ていることをあげ、将来的に事業パートナーとしての関係を築くことも不可能ではないと話していました。

ウォーレンバフェットが実践するバリュー株投資とは

バリュー株投資とは株価の割安な銘柄に投資する手法。
本来の価値から考えて割安な銘柄に投資することを言います。
割安かどうかを判断するには、一般的にPERやPBRという指標を用います。
バリュー株投資は株価が割安なため配当利回りが高くなる傾向にあり、短期目線ではインカムゲインで利益を得たい人に向いているでしょう。
またバリュー株投資は、長期目線では株価の値上がりを狙うキャピタルゲインでの利益も狙うこともできます。

PERとは

PER(Price Earnings Ratio)とは株価収益率のことを言います。
企業が1年間で株主にもたらした利益のことを純利益といい、株価が1株あたり純利益の何倍かを表したもので、現在の株価が企業の利益に対して割高か割安かを判断するための指標です。
PERの数値は高いほど株が割高、低い方が割安と判断されます。
過去の実績PERと予想PERを比較しながら現在の株価が割安かどうかを判断するのに利用されます。
なお、株価収益率は「株価÷1株あたりの利益」で算出します。
(例)株価1,000÷純利益50円⁼20倍
スポンサーリンク


PBRとは

PBR(Price Book-value Ratio)は株価純資産倍率と言います。
株価が1株あたり純資産の何倍かを表したもので、現在の株価が企業の純資産に対して割高か割安かを判断するための指標です。
PBRもPERと同じく数値が高いほど割高、低いほど割安と見られます。
株価純資産倍率は「株価÷1株あたりの純資産」で算出します。
(例)株価1,000÷純資産400,000円⁼400円

PBRが1倍割れしている株は割安で買いだと言われています。

PBR1倍割れについては下記の記事にくわしく書いていますので、参考にしてみてください。

ウォーレンバフェットの名言

世界を代表する有名な投資家のウォーレンバフェット氏ですが、数々の名言を残しています。
その中で特に印象に残った名言をご紹介していきます。

  • 金持ちになるためには2つのルールを守りなさい。
    (ルール1)絶対にお金を損しないこと
    (ルール2)絶対にルール1を忘れないこと
  • 金を持っていれば、ある程度周りの環境を面白おかしく変えることができる。しかし、いくら金を持っていても愛情や健康を買うことはできない。
  • 最も重要なのは自分の能力の輪をどれだけ大きくするかではなく、その輪の境界をどこまで厳密に決められるかです。
  • 株式投資の極意とは、いい銘柄を見つけて、いいタイミングで買い、いい会社である限りそれを持ち続けること。これに尽きます。
  • 並の会社をバーゲン価格で買うよりも素晴らしい会社を適切な価格で買う方が断然良い。
  • 株を買うならどんな愚か者にも経営を任せられる優れた会社の株を買いたいと思うでしょう。なぜなら、いつかは愚かな経営者が現れるからです。
  • 私は株を買う理由を1ページ書き続けられないなら買わない。間違っているかもしれないが私はいつも理由を把握している。
  • 一攫千金という考え方は人々に愛されている。私は彼らを責めるつもりはない。でも私はゆっくり金持ちになりたいとずっと考えていて、その過程で多くの楽しみを得ている。
  • 幸運な1%として生まれた人間は、残りの99%の人間のことを考える義務がある
  • 我々が歴史から学ぶべきなのは、人々が歴史から学ばないという事実だ。

スポンサーリンク

ウォーレンバフェットが買った日本株に関するよくある質問

ウォーレンバフェットが買った日本株に関するよくある質問を集めてみました。

ウォーレンバフェットが日本で買った株は?

ウォーレンバフェットが日本で買った株は5大商社と呼ばれる三菱商事、三井物産、伊藤忠、住友商事、丸紅の株です。
2020年にこれらの株を一気に買ったことで話題になりました。

ウォーレンバフェットはどの商社を買い増しましたか?

ウォーレンバフェットが2023年7月31日に買い増した日本の商社株は、三菱商事、三井物産、伊藤忠、住友商事、丸紅です。この買い増しにより伊藤忠商事の株は7.47%に、その他4つの商社は8%台の株比率になりました。

バフェットはなぜ日本株を取得したのですか?

バフェットが日本株を取得した大きな理由は、日本の商社株が割安(バリュー株)だったからです。

ウォーレンバフェットが投資している銘柄は?

バフェットが保有する株は日本株以外に、バークシャー・ハサウェイで購入したアップル[AAPL]、オクシデンタル・ペトロリアム[OXY]、マスターカード[MA]などです。この3銘柄のうち半分はアップルだと言われています。これらの3銘柄の株の合計で1,730億ドル近くに達しています。