【相場格言】投資にまつわる有名人の名言やことわざ集を解説

投資の世界は難しい局面もあります。昔から言い伝えられてきた相場格言、投資格言や有名な投資家の名言などがあります。
そういった格言は自分の投資に重要なヒントになることもあります。
このページでは、相場格言、名言などを集めて解説していきます。

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ミニぶた
ミニぶた
こんにちは、ミニぶた(@mini__buta134)です。相場が下がった時はどんな動きをしたらいのだろう?相場格言などを参考にするといいのかな?
ミニぶたちゃん、みるるが相場格言、投資格言などについて解説していくね!
みるる
みるる

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相場格言・投資格言・有名投資家の名言

五十音順

青天井あおてんじょう

相場の上げ基調が続いて、どこまでも上がりそうな状態のこと。

頭と尻尾はくれてやれあたまとしっぽはくれてやれ

株は安く買って高く売るのが理想。ところが実際は1番安いところより少し上で買い、1番高いところより少し下で売る、それでよしという意味。

当たり屋につけあたりやにつけ

相場であれこれ思い悩まないで“当たり屋”に便乗するという意味

命金に手をつけるないのちがねにはてをつけるな

「命金」とはその名の通り、失うと命(生活)に支障をきたすお金のこと。そのような大切なお金を使ってまで投資をするなという意味。

陰極まれば陽転すいんきわまればようてんす

相場全体が低調で投資家が弱気一辺倒になった時が相場の大底、まもなく相場は反転するという表現。

 

売り買いは腹八分うりかいははらはちぶ

株式投資においての注力や願望は八分目にとどめておくことが大切という意味。

売りにくい相場は安い、売りやすい相場は高いうりにくいそうばはやすい
うりやすいそうばはたかい

売りが多く買いが少ないときには、売り指値をしても買い手がいないため売りにくい。逆に、売り指値がすぐ成立してしまうようなときは、買いが多いので株価は高くなることが多いという格言。

売りは早かれ
買いは遅かれうりははやかれかいはおそかれ

上げ相場はじっくりと上げていくため焦って買いに走る必要はないけれども、下落する時は急落することが多いため売りは早めに行う方が良いということ。

売るべし売るべからずうるべし うるべからず

「売るべきだといわれるときは、売らない方が良いのではないか」ということ。

売るべし 買うべし 休むべしうるべしかうべしやすむべし

株式相場は年中売ったり買ったりするのではなく、ひとつの取引が終わったら一歩ひいて市場環境や相場動向をゆっくり観察する余裕をもつことが大事であるという考え。

押目待ちの押目なしおしめまちのおしめなし

強い上昇相場でありながらも少しでも安く買いたいと思う人が、値が下がるのを待つ心理状態を表した言葉。 押し目とは、上昇相場において一旦手仕舞いする売りに押されて値が下がる動きを意味するもの。

落ちてくる
ナイフはつかむなおちてくるないふはつかむな

落ちてくるナイフをつかむと、うまく柄をつかめないで刃をつかみケガをしてしまう。 ナイフが床に落ちてからつかめば全く無傷なので、相場が下がっている時は下がり切ったのを確認してから買うことをすすめる格言。

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買いたい弱気
売りたい強気かいたいよわきうりたいつよき

「買いたい弱気」とは上げ相場で本音では買いたいと思っていながら、少しでも安く買いたいがために、下がるのではないか」と弱気な希望的観測を持つこと。「売りたい強気」とは、本音では売りたいのだけど少しでも高く売りたいので「まだ上がるのではないか」と強気な希望的観測を持つこと。

株価の里帰りかぶかのさとがえり

どんどん値上がりしていった株価もいつか下げ始め結局、元の出発点まで戻ってくるという“株価の習性”を言い表したことわざ。

株は5月に売って、
9月に買えかぶはごがつにうってくがつにかえ

夏の株式相場は盛り上がらず、株価が上がらないので、5月には株を手放して、9月の中旬に開催される有名な競馬レース『セント・レジャーステークス』後に株を再開しなさい。というイギリスの投資格言。

株を買うより時を買えかぶをかうよりときをかえ

売買の時期やタイミングは、銘柄選択よりも重要だと言う考え。

閑散に売りなしかんさんにうりなし

相場の低迷が続き商い(出来高)が減少して閑散になると、嫌気がさして保有銘柄を売りたい衝動に駆られることもあるが、こうした相場状況ではすでに売りが出尽くしていることも多いため、わずかな材料で相場が急反発することがある。このため、閑散状態の売りは愚策であるという相場格言。

心ゆるめば財布もゆるむこころゆるめばさいふもゆるむ

相場で大儲けした後は気が緩みがちで、思わず財布の紐も緩み思わぬ損をしがち。いつも平常心を心がけることが大切。

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指値を取り消すなさしねをとりけすな

目先の動きにこだわりすぎたり、株価の上げ下げに一喜一憂し注文や取り消しを繰り返していると、せっかくのチャンスを失いかねないという意味の格言。

三割高下に向かえさんわりこうげにむかえ

株式投資においては「三割」を目標として、取引をしていこうということ。

事件会社の株は
敬遠すべしじけんがいしゃのかぶはえんりょすべし

企業が社会的な事件を起こすと、その企業は社会から批判の的とされ先行きが不透明なことから投資は避けるべきということ。

資産家は恐慌時
に生まれるしさんかはきょうこうじにうまれる

株式市場が極度の不振に陥った時こそが株式投資で儲ける絶好のチャンスであり、他の投資家が動くことのできないような大底で買える投資家が大資産家になれる可能性があるというウォール外の格言。

新値にはだまってつけしんねにはだまってつけ

相場が新値をつけた場合は、その流れに乗ったほうが良いという格言。

節分天井 彼岸底せつぶんてんじょうひがんぞこ

節分の時期(2月上旬)に高値をつけて、彼岸の時期(3月中旬)に安値をつけるという、相場の言い伝え。

相場に過去はないそうばにおうどうはない

どんなに後悔しても過去は変えられない。「あのとき売っておけば」「あのとき買っておけば」と後悔せずに、今後の投資に眼を向けるべきという格言。

相場に王道なしそうばにかこはない

どんなに巨額な資金があっても、相場に勝つための近道はないという意味。

相場の器用貧乏そうばのきようびんぼう

多くの投資戦略や市場分析の知識を有していても、実際に利益を出せない状況を指す。

相場のことは相場に聞けそうばのことはそうばにきけ

自分の判断に自信を持つのは良いが、想いとは逆方向に動きだした場合はいつまでも意固地になるな!という意味。

相場は明日もあるそうばはあしたもある

ニューヨークの金融街であるウォール街(ウォールストリート)で生まれた相場格言の一つで、相場は明日も明後日も、一週間後も数カ月後もあるという意味。

備えあれば迷いなしそなえあればまよいなし

投資を行う際に必要なことは、自分なりの相場観をしっかりと持つことであるということをあらわす格言。

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辰巳天井たつみてんじょう

干支にちなんだ相場格言。辰年や巳年は株価が天井をつけるという意味。「辰巳(タツミ)天井、午(ウマ)尻下がり、未(ヒツジ)辛抱、申酉(サルトリ)騒ぎ、戌(イヌ)笑い、亥(イ)固まる。子(ネ)は繁盛、丑(ウシ)つまずき、寅(トラ)千里を走り、卯(ウサギ)跳ねる」という。

卵は一つのカゴに盛るなたまごはひとつのかごにもるな

複数の商品に投資を行い、リスクを分散させた方がよいという教え。分散投資を推奨する格言。

天井三日 底百日
(三年)てんじょうみっかそこひゃくにち(さんねん)

株価が天井をつける期間はほんのわずかで、残りの期間は株価の動きが弱く調整期間が長いという意味。

遠くのものは避けよとおくのものはさけよ

自分が興味や関心を持たないような商品やサービスや自分が説明できないような商品やサービスを提供している企業(銘柄)には出来るだけ投資しない方がいいという意味。

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夏枯れ相場なつがれそうば

夏期の証券市場で値動きが小幅推移となる期間のこと。夏枯れ相場の一番安値を「夏底」という。

二度に買うべし
二度に売るべしにどにかうべしにどにうるべし

自分の予想を信じて一度に投資資金全すべてを投じるのではなく、二度ぐらいに分けて“自分の予想が合っているか”を確かめることをすすめる格言。

眠られぬ株は持つなねむられぬかぶはもつな

眠れないほどの不安要素は「そもそも持つべきではない」という格言。株価が乱高下する銘柄や自分の余裕資金ではないお金での投資など眠れなくなるほどの投資はするべきではないという意味。

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馬鹿と相場には勝てぬばかとそうばにはかてぬ

豊臣秀吉の言ったものとされている格言で、原文は「天下の意の如くならぬものは、馬鹿と相場である」。馬鹿と取引相場の動きは予想もつかないので、決して思い通りにはならないという意味。

美人投票びじんとうひょう

市場参加者(=投票者)の多くが、値上がりするであろう(=容貌が美しいであろう)と判断する銘柄(=写真)を選ぶことが有効な投資方法であるということ。

人の行く裏に道あり
花の山ひとのいくうらにみちありはなのやま

株式市場で利益を得るためには、他人とは逆の行動をとらなくてはならないという格言。

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見切り千両みきりせんりょう

含み損を抱えた株式などに対して損失の少ないうちに見切りをつけることは千両の価値がある。損失を拡大させないためにある程度の損を覚悟で売買することには千両の価値があるという例え。損切り万両とも言う。

もうはまだなり
まだはもうなり

「投資家の売買タイミング」と「相場」の行き違いを表す言葉。

休むも相場やすむもそうば

年中、株式売買を繰り返していると、客観的に全体の相場が見えなくなりがちで、大きな落とし穴にはまることがあるので、冷静に相場を見つめるようにという意味。

山高ければ谷深しやまたかければたにふかし

相場のエネルギーが蓄えられたときの反発はもの凄いものがあるという格言。

利食い急ぐな損急げりぐいいそぐなそんいそげ

慌てて利食いするとせっかくの上昇相場に乗れないので急ぐ必要は無い。逆に損は早めに切ってしまわないとさらに損を拡大させてしまう恐れがあるから急いだ方が良い、という格言。