浸水を防ぐぞ!台風に備えて玄関前に土嚢で堤防作り

数十年に1度と言われる大きな台風、「HAGIBIS」台風19号。

東京に直撃するから今回はテレビでもしきりに、停電するかもしれない、洪水が起きるかもしれないと早めの準備を呼びかけていました。前回の台風15号は近所でも浸水したところがあり、きちんと対策が練られていなかったように感じる。今回はドラッグストアやスーパーもお休みになるんだから桁違いの大きさなんだろうなぁ。

今回は海外でもニュースになるほどの大きな台風。ハリケーンで言うと、最大級のカテゴリー5またはそれ以上に匹敵する強さのものらしい。ハリケーンを経験している海外の友達からはどのぐらいの規模のものがやってくるのかわかるようで、大丈夫?とメールがきたり。

台風

増水してきた多摩川

ハザードマップを確認!

さて、我が家は大田区にあって高台ではないのでハザードマップを見ると「超大型台風と満潮が重なったときに浸水する地域」となっています。ハザードマップを見れば見るほど怖くなる、、、

万一多摩川の堤防が決壊すると、テレビでみるような二階まで水没して辺り一面水になっちゃうのかな、、、全然想像がつかない。

リスクのある地域、そして我が家の玄関は地面より一段下がってるので何とか堰き止めないと!

土嚢は区から入手できる!

ネットで「土嚢、水嚢、止水板」など対策を研究。そもそも土嚢ってどこで手に入るのか、それも知らなくて。区の防災センターに電話したら台風対策で土嚢を無料で配布してくれるそう。取りに行くのではなく、家まで持ってきてくれるとのこと。とっても助かる~!

我が家の玄関の間口は160センチ、土嚢は20個くらい必要なのかな。段ボールに水嚢を作ってブルーシートで強度をつけたり。

土嚢の配布、第1回目は台風前日20時頃。作っていた水嚢と土嚢わや組み合わせて小高い堤防が完成。

よし、これで安心かなと思っていたら、台風19号は雨量が凄まじいらしく多摩川が決壊したら洪水になるかも、、、との情報。12日が近づく頃また不安になり再度区の防災センターに電話。23時だったのに、追加の土嚢を手配できたっ!未曾有の大災害になるかもしれないから防災センターと業者さんは夜を徹しての作業だそう、、、

台風当日の午前中、追加の土嚢が届いたー!土嚢の置き方など専門の方が手直ししてくれて出来上がったのがこの堤防。この地域は最大でも一階天井あたりまで浸水の可能性ありとのこと。ま、そこまでの水量ならこの土嚢じゃ耐えられないけどね。

土嚢

我が家の玄関前に作った土嚢堤防

土嚢の置き方のポイント

写真の左から右に向かって傾斜あり。土嚢置くポイントは傾斜の低いところに高く置くこと。あとはシートで水を通さないように補強。土嚢の側面を並べて2段、その上に土嚢をさらに置く。そこにシートをかぶせて、前を長くする。長くしたシートのところにも土嚢を置き、水の流れを堰き止めるそう。傾斜の高い方は少しシートを長くして土嚢で止める。

土嚢

土嚢の置き方を研究 ※写真はネットよりお借りしました

こんな感じを参考にしたよ。結局4~5回作り直したかな。土嚢は3kg~5kgあり、重い重いっ!

土嚢の処理は?

土嚢は無料で配布だったけど、廃棄は各自。産業廃棄物で出すか、干して次回使うか、、、ゴミには出せないんだって。産業廃棄物ならキロ単位で数百円かな。回収してくれるところもあるみたい。

温暖化だしこんな大型台風もまたいつくるか。ちなみに土嚢の中身は川砂だそう。公園の砂場や多摩川の砂と同じとのこと。知らなかった~。

台風が去った翌日、心配していた我が家は無事。やるだけのことをやって避難していたけどとっても心配で、緊急速報が鳴るたびに、多摩川の水位が上昇するたびにハラハラ。心臓に悪いよぉ。

翌朝の多摩川はまだグラウンドが水没、水が来ていたところは木のゴミで一本線が出来ていました。あと少しで溢れてたのかと思うとゾッとする、、、こんな台風いつきてもおかしくないからしっかり対策を心得てないとな。

今回、私の地域はギリギリのところで命拾いした。きちんと防災意識を高めておかないと。

多摩川

台風翌日早朝

堤防

翌日昼前 堤防にゴミの一本線ができた



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