夏のお祭りは一大イベント。
お祭り好きの血が騒ぐお祭りがたくさん。
御神輿を担ぐ人なら知ってるかもしれない、大田区羽田の夏期例大祭「羽田祭り」。

羽田空港の近くで景色も抜群!
7月最終週の土日には行われます。
今回、ご縁あって友達の地元で担がせてもらいました。
もともと我が家の旦那さんは祭り好き。地元以外では担がないって言ってたのに、ここは特別なのか・・・よそ者が御神輿を担ぐのもwelcomeな街。あったかいな~。
揃いの半纏を着て担ぐのかと思いきや、みんなバラバラ。仲間内でお揃いのダボを作ったり、思いのまま好きな物を着ています。
御神輿を担ぐ人は3千人、見物客3万人といわれるほど大きなお祭りだそう。
今年の神輿は特別。「奉祝 天皇陛下御即位記念鳳輦渡御」として鳳輦の修復を行い、約30年ぶりに渡御が行われるそうです。

着てる服もカラフル
ここのお祭りの特徴は、御神輿を横に揺さぶること。猟師町であった羽田ならでは。横に揺らすのは海原に揺れる舟に見立てた「ヨコタ」という独特な担ぎ方だそうです。
決まった場所でやるらしく、それもかなり頻繁。何か歌を歌ってから揺れ出します。
間近でみると迫力満点!猟師町ならではの、力強い海の男の力を感じます。
御神輿をよくよく見ると、女の人が多いこと。チャキチャキの羽田っ子なのか、気合いの入った女の人がたくさん。この暑い夏に顔を真っ赤にしながらみんなしっかり担いでいます。
三社祭に参加した時も迫力に圧倒されたけど、羽田祭りはかなり独特だなぁ。
とにかく気になったのは肩のコブが目立つ人が多くて・・。何だろ?って近くでみると、御神輿を担いでできたコブが盛り上がり、半纏やダボを飛び出しているんです。私にとってはかなりの衝撃。「神輿だこ」と呼ばれるものらしく、大きいものだと20〜30年くらいもの間担いでないとできないそう。立派なこぶは勲章のように誇らしく思っている人が多いそうです。とにかく担ぎすぎが原因ですが、どれだけ力を入れてるのか!気合いが感じられました。
あれ、治るのかなぁ・・・

ヨコタという独特な担ぎ方で肩が痛ーい
羽田祭りは羽田空港の大鳥居に全神輿が集まり、産業道路までの約1キロの道を進みます。かなりの距離です。
我が家は初めての参加だったので、途中で退散し産業道路にある羽田神社へ。たくさんの屋台が出ていました。カキ氷、唐揚げ、焼きそば、クレープなどなど。
ベビーカー持参で大正解。暑さで長男も途中から寝てしまい、強引に兄弟2人をベビーカーに乗せて移動。神輿パレードには邪魔になっちゃうかなと心配したけど、小さな子連れが多かったので、ベビーカーも多かったし、みんな道を開けてくれるほど配慮してくれて感謝。
午前中には2回、子供神輿があったようです。かなり歩くけどお菓子もたくさんもらえるみたい。でも熱中症になるから対策は万全でないと。夕方から始まった大人神輿でも倒れるかと思うほど暑くて喉が乾く。
午前中、小さな子にとっては過酷なんだろうな。
帰宅後、旦那の方には真っ赤な担ぎ跡が。痛々しい跡なのに、来年も担ぐ!と気合い十分、羽田のお祭りにすっかり魅了されたようです。神輿パレードには14町会14基の御神輿が出るかなり地元色の強いお祭りだったけど、どんな人でもあったかく受け入れてくれるお祭りでした。
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